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左首から肩にかけての強い痛み(ストレートネック)
症状
39歳女性。日本橋在住。デスクワーカー。
慢性的に左肩の肩こりがあり、3週間前に大手整体院で施術を受けた。
その後、強い痛みがでるようになってしまった。
あまりに痛いので整形外科受診。
ストレートネックの診断を受けた。
電気治療などで改善せず、当院に来院されました。
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施術内容
姿勢は猫背、巻き肩、反り腰が強いため
顔が前に突き出たストレートネックの状態でした。
左の巻き肩が強く左右のバランスも崩れている。
頚椎はどの動きでも違和感があり、屈曲伸展で痛みがでる。
左肩は腕を後ろに回すと脱臼するような不安定感があった。
左肩関節の不安定なため、首肩周辺の筋肉が過緊張してしまい
頚椎の動きに制限を与えていたと思われる。
しかし大元の原因は不良姿勢にあるため、首肩だけではなく
全身のバランスを整えるようにアプローチをする。
5回の施術で首の痛みと肩の不安定感が無くなった。
再発しないようメンテナンスとして治療継続中。

さらに詳しく
現代人の多くが抱える「ストレートネック」。
放置すると肩こりや頭痛だけでなく、自律神経の乱れにもつながる現代病の一つです。
- ストレートネックとは?
本来、人間の首の骨は、重い頭(体重の約13%)を支えるために緩やかな前のカーブを描いています。
しかし、前かがみの姿勢が続くことでこのカーブが失われ、真っ直ぐ(ストレート)になってしまった状態をストレートネックと呼びます。カーブがないと、関節で頭を支えられなくなり、首や肩の筋肉に大きな負担がかかります。

- 主な原因:なぜ「真っ直ぐ」になってしまうのか?
日常生活の中の何気ない動作が、最大の原因です。
長時間のスマホ操作: 下を向いて画面を見る姿勢は、首に大きな負荷をかけます。
パソコン作業: 集中すると顔が前に突き出し、背中が丸まる「猫背」になりがちです。
高すぎる枕: 寝ている間に首が不自然に曲がり、筋肉が緊張し続けます。
姿勢の崩れ: 立ち仕事や座り仕事での「反り腰」や「猫背」も、首の形に影響を与えます。

- 今すぐできる!ストレートネック対策
ストレートネックは日々の習慣で少しずつ改善・予防が可能です。
① スマホ・PCの環境を整える
スマホは目の高さで: 下を向くのではなく、脇を締めてスマホを目の高さまで上げて操作しましょう。
モニターの位置調整: デスクトップならモニターの下に台を置く、ノートPCならスタンドを使うなどして、視線を下げない工夫を。
② 簡単ストレッチ:タオル枕ストレッチ
寝る前の数分で行える効果的なストレッチです。
バスタオルをくるくると筒状に丸めます。
仰向けに寝て、首のくぼみの下にそのタオルを入れます。
首の自然なカーブを感じながら、2〜3分リラックスします。
注意: 痛みを感じる場合はすぐに中止してください。
③ 肩甲骨を動かす
首の筋肉は背中(肩甲骨)ともつながっています。
両肘を曲げて肩の高さまで上げ、ゆっくりと後ろに円を描くように回します。
肩甲骨を寄せる意識を持つことで、巻き肩の解消にもつながります。
④ 枕の見直し
理想の枕は、仰向けになったときに「首のカーブを自然に支えてくれる高さ」です。高すぎると首が圧迫され、低すぎると顎が上がってしまいます。
- まとめ:姿勢の「意識」が最大の薬
ストレートネックは、骨そのものが急に変形するわけではなく、周りの筋肉が固まることから始まります。
「あ、今姿勢が悪いな」と気づいたときに胸を張り、頭を少し後ろに引く。この小さな意識の積み重ねが、未来のあなたの体を楽にしてくれます。
もし、手のしびれや激しい痛みがある場合は、無理をせず専門の医療機関を受診してくださいね。


