痛みの原因は筋力が落ちたから?
こんにちは!
ワンアップカイロプラクティックの松本です。
腰痛の患者さんがよく
接骨院で「腹筋が弱いと腰が痛くなるから、腹筋をして下さい」とアドバイスを受けたり、
膝痛の患者さんは
病院で「足の筋力が落ちると膝に負担がかかるからスクワットをして下さい」
とアドバイスを受けたという方がいます。
しかし症状がある方で、私が本当に筋トレが必要だと感じた患者さんはほとんどいません。
本格的に何かスポーツをしている方は別ですが、日常生活で歩いたり、走ったりできるのであれば
問題ありません。
問題なのは筋力低下よりも柔軟性の低下
筋肉の柔軟性が低下すると筋肉は短縮して関節が正常に動かせなくなり
それがゆがみにつながります。
正しい動きと姿勢を作るのに必要なのは筋力ではなく柔軟性なのです。
猫は確かに猫背ですが、柔軟性が高いためしなやかに動けます。
つまり猫背が問題なのではなく筋肉が固くなることが問題なのです。
筋肉が硬くなる理由
筋肉が硬くなる主な原因は運動不足にあります。
運動不足で血行が悪くなると筋肉はますます硬くなります。
そして柔軟性の低下は筋力低下にもつながります。
筋肉を弓に例えると大きな力(筋力)を出すには大きなしなり(柔軟性)が必要です。
弓は通常の状態で張力があります。張りがあるわけです。
張りはひもを少し引っ張ている状態ということですね。
筋肉も常に張りがあります。
つまり筋肉はゴムチューブを少し伸ばした状態で骨にくっついているということです。
ですから普段からストレッチなどをしていないと誰でも筋肉は縮んでいってしまいます。
筋肉は関節をまたいでくっついているので
筋肉が縮むことで関節を正常に動かせなくなります。
それはやがて身体のゆがみになるわけですね。
筋トレも大事ですが、同時に柔軟性を意識してみて下さい。
今日もデスクワークがんばって下さい!
応援していますね!