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開脚ストレッチをすると内ももが痛い④
症状
26歳女性。ジャズダンスをしている。
2年前から突然開脚ストレッチをすると右の内ももがちぎれるような痛みが
でるようになった。
休むと改善していたが、最近は治らなくなってしまった。
日常生活には問題ないが、ダンスで足を高くあげたり、
階段の1段飛ばしで痛みがでる。
セルフケアで内転筋をマッサージをしているがあまり変化はない。
整形外科ではレントゲンを撮ったが特に異常はない。
整体も半年通ったが大きな改善はみられなかった。
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施術内容
姿勢は反り腰が強く下半身の筋肉の緊張が強い。
股関節屈曲で付け根に詰まる感覚。
屈曲外転でひっかかりがある。
開脚は90°できるがそれ以上開こうとすると右内転筋に痛みがでる。
反り腰と下半身の筋肉のアンバランスによって関節、筋肉が
正常に働かなくなっていた。
治療は脊柱・骨盤矯正、股関節の調整、
筋肉のバランスを整えるようにアプローチ。
5回の施術で90%の改善がみられた。
経過観察中。

さらに詳しく
今回は股関節にはっきりとしたひっかかりがあり、
それを解消することで大きな変化が見られました。
可動性の高い球関節は多軸関節といわれ不安定になりやすく
安定させるには周囲の筋肉のバランスが重要になります。
アンバランスになると関節の軸運動が正確にできなくなります。
そうすると可動性の低下や痛み、つまり感、ひっかかり、周辺筋肉の過緊張などが
起こります。さらには変形性股関節症の原因にもなります。
股関節の大腿骨頭の角度は125°です。梨状筋がこの角度で骨盤の寛骨臼に大腿骨頭を
ハメる働きがあります。
しかしそれだけでは足りないので他の筋肉の力で関節をハメる求心力を補います。
外転筋群:中殿筋、小殿筋、大腿筋膜張筋
内転筋群:恥骨筋、大内転筋、長内転筋、短内転筋、薄筋
外転筋と内転筋のちからで補助をしています。

骨盤のねじれや足のゆがみによって外転筋・内転筋のアンバランスになり
股関節は正常に動かなくなります。
もちろん前後の筋肉も重要で大腿四頭筋、ハムストリングス、
他にも腸腰筋、内閉鎖筋、外閉鎖筋、上双子筋、下双子筋、大腿方形筋などの
筋肉の状態も重要です。
内転筋以外にも固まっている筋肉がないかチェックしてみて下さい。


