座り姿勢1up!骨盤の仕組みを知ろう
こんにちは!
ワンアップカイロプラクティックの松本です。
デスクワークで肩こりや腰痛でお悩みの方が増え続けています。
現代社会ではこれからもますます増えていくような気がしています。
長時間のデスクワークで骨盤がゆがみ姿勢の崩れが肩こり腰痛の原因になります。
そして肩こり腰痛が健康被害だけではなく経済損失の原因にもなっています。
肩こり腰痛の改善のためには骨盤矯正も大事ですが、
正しい座り姿勢を身に着けることが大切です。
骨盤矯正も大事ですがその前に骨盤の構造を理解しましょう。
知識があれば座り姿勢が変わります。
座り姿勢が変われば健康になります。
健康になればバリバリ働けます。
ではさっそく、骨盤の構造についてみてみましょう。
骨盤の仕組み
骨盤は図のように3つの骨(寛骨・仙骨・尾骨)で構成されています。そしてこの形はアーチ構造になっています。
アーチ構造というのはトンネルや橋など建築物などに応用されていて力を分散させる働きと地面からの力を集約させる働きがあり非常に頑丈な構造をしています。
トンネルはその上の山の重さでつぶれることはありません。
ダムも水圧で決壊したりしません。
上野の国立博物館にアーチ構造を体験できるコーナーがあります。
是非行って自分で組み立てて上から力を加えてみて下さい。
この丈夫な構造が骨盤にも備わっているのです。地面からのちからが両足を通って仙骨に集まり身体全体を上に持ち上げるような力が働くわけです。
大げさかもしれませんがこのちからが働くことで私たちは重力につぶされずに済んでいるのです。
長時間のデスクワークで座っていると立っている状態とは違い、地面からの床反力を利用できなくなります。
骨盤アーチ構造を100%活用できなくなることで上半身の重みに耐えきれずに骨盤アーチ構造が崩れやすくなります。
よって重力に対抗できなくなり正しい姿勢を維持できなくなります。つまり人間は長時間座るようにできていないということになります。
しかしだからといってデスクワークで座らないわけにはいきません。できるだけ身体に負担のかからない正しい座り方をすることが非常に重要です。
正しい座り方とは
正しい座り方とは骨盤アーチをできるだけ利用した座り方をすればいいわけです。
理想は立っている姿勢を維持したまま座ればいいわけです。
座る時に足は曲げますが足は組んだりせずに床に両足をしっかりつけて下さい。そうすることで床反力を少しでも利用したいわけですね。
そして坐骨で座ります。次に背筋を伸ばすことを意識するのではなく骨盤と頭の位置を揃えるようにして下さい。
①両足を床につける
②坐骨で座る
③背筋を伸ばすのではなく骨盤と頭を揃える
これが正しい座り姿勢になります。
この正しい姿勢を維持するためにいろんなサポートグッズが販売されていますが、その前に知識として骨盤の仕組みを理解しているとグッズも効果的に活用できると思います。バスタオルを丸めて坐骨にいれることで骨盤が後ろに倒れなくなり楽に座れるようになりますよ。
今日もデスクワーク頑張って下さい。
応援しています!