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ダブルクラッシュ症候群
症状
50歳男性。日本橋勤務。デスクワーカー。
1か月前に椅子から立とうとした時に軽いギックリ腰を起こした。
腰痛は1週間ほどで改善したが今度は座っているとお尻が痛くなり、足先までしびれる。
整形外科を受診。MRIで軽い脊柱管狭窄症の診断を受けた。
痛み止めと湿布を処方された。
症状は常にお尻に痛みがあり、じっとしているとしびれがでる。
寝る時もしびれが出て寝つけないという。
歩いていると楽になるという。
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施術内容
姿勢は反り腰、猫背は強く、身体全体の筋肉の張りが強い。
問診と検査を細かく行い、歩行で楽になることやMRI画像を見ても脊柱管狭窄症よりも
椎間板ヘルニアの可能性が高いと判断。
5回施術を行うが少し改善はみられる。
再度検査、問診をチェック。
やはり脊柱管狭窄症の可能性は低いと考える。
結果、椎間板ヘルニアと梨状筋症候群が同時に起こる
ダブルクラッシュ症候群の可能性があると考える。
梨状筋の緊張をとるようにアプローチする。
骨盤、股関節の調整をする。
さらに8回の施術で90%の改善がみられた。
ストレッチ、寝方のアドバイス。
経過観察中。
さらに詳しく
今回は脊柱管狭窄症の診断を受けたが椎間板へルニアと梨状筋症候群が
同時に起こっているダブルクラッシュ症候群という状態でした。
椎間板ヘルニアの痛みをかばうことで梨状筋に負担がかかったの可能性があります。
梨状筋症候群は坐骨神経痛が起こるので椎間板ヘルニアに隠れて医師でも気が付かない
ケースがみられることがあります。