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くび猫背による首痛
症状
30歳男性。岩本町勤務。デスクワーカー。
慢性的な肩こりはあったが
最近は上を向くと首が痛い。
整形外科ではストレートネックの診断を受けた。
自分でも運動やマッサージをしたが
変わらないという。
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施術内容
姿勢は猫背が強く、首の生理的前弯は失われ
むしろ少し後弯している首猫背の状態であった。
そのため頚椎の軸が崩れていた状態で動かしていたために
頚部の関節に負担がかかったと思われる。
施術は緊張した筋肉をゆるめ、胸椎後弯の矯正。
下部頚椎が動くようにバランスを整えた。
自宅でのエクササイズ、ストレッチの指導。
5回の施術で痛みは無くなった。
経過観察中。
さらに詳しく
くび猫背の患者さんが増えています。
本来首は生理的前弯という緩やかな前のカーブがあります。
この首がまっすぐなるのをストレートネックといわれています。
もっとひどくなると首のカーブが逆で後ろのカーブになってしまう
くび猫背の状態に。
正常な首のカーブが失われると首の上部から中部に負担がかかりやすくなります。
負担を少しでも減らすために首の下部を動かすエクササイズが有効です。
やり方
胸を開いて背筋を伸ばします。
首の下部の出っ張っている骨を触ります。
あごを引きます。
あごを引いたまま首を触れている付け根から後ろに倒していきます。
首の下部から中部、上部と下から順番に倒して上を向きます。
上まで向いたら30秒ほどキープしましょう。
毎日続けていくと下部頚椎が動くようになり首の負担が減ります。