-
妊娠中の股関節痛
症状
30歳女性。妊娠22週目。
お腹も大きくなり歩き方がおかしくなり始めた。
2週間前から歩くと右股関節の前側が痛いという。
座っている状態から立ち上がる時も痛みがある。
以前から生理痛や便秘はあったという。
-
施術内容
姿勢は猫背、反り腰が顕著にみられる。
下半身のむくみが強い。
姿勢の崩れと筋肉の過緊張により
股関節、骨盤の連動性が低下していた。
施術は仰向け、横向きで行う。
緊張した筋肉を緩める。特に殿筋群、大腿四頭筋を
中心にアプローチをした。
続いて足関節、股関節、骨盤の調整を行う。
1回の施術で痛みは消失。違和感がまだ残る。
自宅での姿勢、ストレッチのアドバイス。
経過観察中。
さらに詳しく
妊娠中はお腹が大きくなるとバランスをとるため反り腰が強くなりがちです。
骨盤が前傾することで反り腰が加速します。
歩きずらく歩幅も小さくなり股関節周りが固まってしまい、腰痛や股関節痛の原因になります。
今回はおそらく元々の不良姿勢の問題があり、お腹が大きくなることでさらに身体のゆがみが強くでたと考えられます。
骨盤のゆがみは出産時に赤ちゃんにも影響を与えます。
妊婦の方だけでなく、これから妊娠を考えている方も骨盤周りに痛みや違和感の症状がある場合は早めに専門家にご相談下さい。