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左肩から背中の痛み(巻き肩)
症状
19歳学生。勉強やパソコン操作で左肩から肩甲骨の内側にかけて強い痛みがある。
始めはわずかな凝りだったが1か月前から痛みに変わってきた。
常に重だるさ、痛みがでている。
YouTubeで首のストレッチや肩甲骨周りの体操など色々試したが症状は変わらなかった。
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施術内容
姿勢はストレートネック、猫背、反り腰が強く、巻き肩になっていた。
ストレートネックにより僧帽筋の緊張が強い。
大胸筋、小胸筋、腕周りの筋群の緊張も強く巻き肩を増強させていた。
肩甲骨が外転方向に引っ張られる為に肩甲骨内側の菱形筋が常に引っ張られている
状態でした。
施術は緊張した筋肉を緩めることから始める。特に胸筋周りを重点的に行う。
次に骨盤矯正から反り腰、猫背に対してもアプローチ。
1回の施術でほぼ痛みは無くなった。
ホームエクササイズとストレッチのアドバイスをする。
経過観察中。

さらに詳しく
巻き肩は、肩甲骨が外側に開き、肩が前方へ丸まってしまい固まる状態をいいます。
見た目だけでなく、首・肩のこりや腰痛の原因にもなるため、早めのケアが大切です。
- 巻き肩の主な原因
現代生活における「前かがみの姿勢」の継続が最大の要因です。
デスクワーク・スマホの長時間利用: 腕を前に出し、頭を少し下げた姿勢が続くと、
胸の筋肉(大胸筋、小胸筋など)が縮み、背中の筋肉(菱形筋など)が伸びきって固まります。
寝る姿勢も大切です。体を丸めて横向きに寝る習慣があると、巻き肩の原因になります。

- セルフチェック法
自分が巻き肩かどうかは、化べを使って簡単に確認できます。
壁に背を向けて立ち、かかと・お尻・肩甲骨を壁につけます。
肩の後ろが壁から大きく浮いていたり、顔が前に出てしまう場合は猫背・巻き肩の可能性があります。
また、自然に立ったとき、手の甲が正面(前)を向いている場合、肩が内側に巻いています。
本来は親指が前を向くのが自然です。

- セルフケア
「胸を開く」ことと「肩甲骨を寄せる」ことが基本です。
① 胸筋のストレッチ
壁の横に立ち、肘を90度に曲げて壁にひっかけます。
肘を固定したまま、体幹を崩さずに足を一歩前に出します。
胸の筋肉が伸びているのを感じながら、左右30秒ずつ行います。
② 肩甲骨ほぐし
写真のように腕を背中の後ろに回すように大きく動かして肩甲骨を下方回旋させます。
同時にもう一方の腕は大きく上げて頭の上の超えるように動かして肩甲骨を
上方回旋させます。
ゆっくりと大きく肩甲骨が動くのをイメージして交互に10回行って下さい。

③ キャット&カウ(背中の柔軟性)
四つん這いになり、息を吐きながら背中を丸め、おへそを覗き込みます。
息を吸いながら背中を反らし、胸を前に向けます。
背骨全体の可動域を広げることで、姿勢を正しやすくします。

- 日常生活で気をつけること
スマホの高さ: 目線の高さまでスマホを上げることで、首にかかる負担を減らします。
PC環境の改善: モニターの高さを調節して目線は水平よりやや下にくるようにします。
肘の角度は90度以上になるよう椅子の高さを調整してください。
骨盤と頭の位置が一直線上にくるよう意識するだけで、姿勢は劇的に変わります。



