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ぎっくり腰
症状
60歳 男性 神田勤務 デスクワーカー。
慢性的に腰痛があり、過去に3回ギックリ腰をしている。
今回は今朝、庭作業中に座ったままでブロックを持って移動した時に
ズキッと腰に痛みが走った。
少し前かがみの状態で固まってしまい、背筋を真っすぐすることが
痛くてできない。
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施術内容
姿勢は猫背が強く、骨盤は後傾してお尻が落ちている。
腰痛のせいもあるが、おそらく普段から猫背・骨盤後傾の姿勢
で脊椎の生理的湾曲のアライメントが大きく崩れているため
元々身体を支えることができていないを思われる。
施術は固まった背筋群と殿筋群、ハムストリングスを緩めながら
胸椎、腰椎の後弯の矯正、骨盤の後傾を戻すようにアプローチ。
前後左右の筋バランスを整える。
初回で真っすぐ立てるようになり、腰の痛みも軽減した。
自宅でのストレッチアドバイス。
3回目でほぼ痛みはなくなるが、長年の体の歪みは残るので
定期的に治療を続けている。
さらに詳しく
骨盤が後傾すると腰椎の生理的前弯が減少するために腰が丸まってしまいます。
すると身体を関節で支えなくなります。
代わりに椎間板で体を支えることとなり、これが椎間板に大きな負担をかけます。
骨盤後傾で腰が丸まってしまっている方は普段の座り方が仙骨座りになっている
ケースが多いです。
この座り方は特に背中と殿筋、ハムストリングスが固くなりやすいので
ストレッチをこまめにするようにして下さい。